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愛と青春の旅だちのnanaのネタバレレビュー・内容・結末

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

40年近く前の話なので現代とかなり倫理観違って当時まんまの感動は難しいですが選択肢が少ない時代・土地の閉塞感は伝わります。

主人公が人間不信、というより自分への不信を乗り越えて自分の居場所を掴み、自分の意思でパートナーを選ぶ話として素晴らしかった。期間限定の関係から始まってラスト迎えに行く、までまんまプリティウーマンで同じような役やって大ヒットさせるリチャード・ギアすごいです。

有名なラストシーンより鬼軍曹がメイヨのだけ別に仕舞うシーンと元生徒に即敬語になるシーンが心に残りました。彼はこれからもずっと自分より年下で数ヶ月で上の地位になる生徒を育てていくわけで、階級きっちりの世界を端的に表現する名シーンだと思います。

ホレイショが出ていてびっくり。
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