Ryosuke

路上のソリストのRyosukeのレビュー・感想・評価

路上のソリスト(2009年製作の映画)
3.4
最初の方ではテンポが軽快な感じの印象を受けたけどいつのまにか2、3倍ずっしり重い映画になってて想像と違った。ちょっと飽きちゃった。車が何台も通りすぎる脇で、記者がナサニエルの演奏を聞きいる、まるで二人が違う空間にいるかのような描写は音楽ってええなと思った。
ナサニエルの感覚や脳内を表現したような描写はこんなんなってんのかと思うとともに、恐怖を感じる所もあった。
反省遅くね?と思ったけど、その行為を善だと盲信してしまうと一切を正当化してしまうから気付きにくいのかな。思いやりはお互いの関係あってこそ成り立つはず。現実味があって人間くさい映画。
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