勝沼悠

路上のソリストの勝沼悠のレビュー・感想・評価

路上のソリスト(2009年製作の映画)
4.0
 新聞記者ロペスとホームレスのチェロ奏者ナサニエルとの交流のコラムを映画化。

 感動ストーリーかなと思って見てみたらかなりの社会派モノ。ナサニエルをきっかけにホームレス福祉に関わっていくロペス。才能があるのだからそれでお金を稼げるようになった方がいい、屋内に定住した方がいい、精神疾患が考えられるから病院へ行った方がいい。。。それらを拒否するナサニエル。価値観は一つとは限らない。援助というものの難しさが描かれている。
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