オーウェン

地球最後の日のオーウェンのレビュー・感想・評価

地球最後の日(1951年製作の映画)
3.0
50年以上前の作品だが、これに似た作風が多数製作されている1950年代。「宇宙戦争」に「地球最後の男」。「地球が静止する日」とそれぞれクオリティが高い。

この作品もそれに習って非常に独創的。
地球に惑星衝突の危機が訪れる。「アルマゲドン」や「ディープインパクト」と根幹は同じ類。

違いは惑星を破壊しようではなく、地球をあきらめて別の星に移住するため新たな宇宙船を建造しようとする点。
つまりは太刀打ちできずに逃げようとすること。

乗組員や選出などそれぞれドラマが用意されており、チープではあるが地球の破壊シーンもそれなりに。

時代だからか、イラストの背景なんて登場したときは笑ったが、この時代にそういう発想ができる事がすごいと思う。

冒頭の3作品がリメイクされたのだから、この作品もリメイクしてみても面白いかもしれない。
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