大昔に観たけど全然覚えてなかったので再鑑賞。
まずレギーナがかわいい。絶対的に可愛い。
内気だったレギーナがのびのび成長していく様子がとても微笑ましい。
オウアに抱き上げられて一気に時間が過ぎる何気ない場面がたまらなく好き。
イェッテルはあまり頭が良くなくサバイバル能力も低いが顔だけは良い女性だったのに、本当に徐々に徐々に成長していく。
ヴァルターと離れたところでこそそうなって行くのが、中盤のすれ違いを生んだのかもと考えさせられる。
こういうふわふわした大人になってはいけないんやと叩き込まれたのはそう言えばドイツだった。懐かしい。
ヴァルターは年下のようだけど賢くて家族を守る勇気もあって、だからこそイェッテルの甘さが許せなかったんだろう。
主張が正しければ無為に寄り添ったりはしない、ドイツ的強さを持った男性だけど、だからこそ最終盤の「君を失いたくない」が響く。
家族を見守るオウアの温かさと優しさが素晴らしいよね。
一回だけ行ったアフリカの美しさが目の前に再現されるかのような映像。
ありのままを切り取ってもこんなに美しい土地が他にどんだけあるかな。
