たけちゃん

チャイナ・シンドロームのたけちゃんのレビュー・感想・評価

チャイナ・シンドローム(1979年製作の映画)
3.8
……振動を感じる!


ジェームズ・ブリッジス監督 1979年製作
主演ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日10月26日は「原子力の日」です。そして、同時に「反原発デー」でもあります!

1956年10月26日に、日本は国連の専門機関、国際原子力機関(IAEA)に参加
1963年10月26日には茨城県東海村の日本原子力研究所の動力試験炉が日本で初めて原子力発電に成功する
など原子力に関する様々な出来事を記念して、なんと閣議決定によって制定された日です。

だからこそ、この日は反原発の日「反原発デー」にもなっているんですね!


そんな日に観るべき映画と言えば、これでしょう!
「チャイナ・シンドローム」( •̀ω•́ )و✧
公開当時は観ていません。
当時、高校生の娯楽人間には良さは分かりません( ¯−¯ )フッ
今はズシッと来ますよね( ˘ ˘ )ウンウン


もう、日本人なら誰しも福島第一原発を思い出します。
でも、この映画、1979年の製作です。まだ原発の安全神話がまことしやかに語られていた頃、この映画を撮った先見の明は凄い!
そして、映画が公開された1979年3月16日のわずか12日後、スリーマイル島原子力発電所で本当に事故が起こるんですよね。これって神のいたずらか?


偶然、原子力発電所の事故に遭遇したジャーナリストにジェーン・フォンダとマイケル・ダグラス。
事故の可能性に気づき、何とか回避しようと奔走する原発の技師にジャック・レモンが扮します。特に、このジャック・レモンの演技が素晴らしかった( ˘ ˘ )ウンウン
ジャック・レモン好きの僕なので、嬉しかったですね。


古い作品ですが、なかなかのサスペンス映画です。今、撮るとド派手な作品になりそうですが、社会派な作品はこのくらいがいいのよね。
原子力の日に観るには皮肉も効いてピッタリ!