青二歳

遊びの青二歳のレビュー・感想・評価

遊び(1971年製作の映画)
3.6
関根恵子(現:高橋恵子)の初々しくしかしメランコリックなエロさ。バストトップも披露!この時16歳!貧困と毒親に追い詰められる少年少女が出会い互いに心を通わす痛々しい物語。
佳作であることは確かだが増村も大映末期の匂いは消せないのね…と思うと残念。大映の大らかな風格はなく息苦しいが、その息苦しさはそのまま彼らの生き辛さでもある。
前半の貧困と、女を"消費"する男たちや親たちが本当に不愉快でツラく、後半は痛ましい純愛がなおツライ。お互い童貞処女で、勝手も分からないながら、全力でぶつかり合うベットシーンは吐き気すら感じる程の熱量。
クライマックス、絶望に満ちた道行きの始まり。

「オギノ式で失敗して次は体温測定法かい?」前近代的避妊…時代ですねぇ。避妊はピル、感染予防はコンドーム。