mitakosama

11ぴきのねこのmitakosamaのレビュー・感想・評価

11ぴきのねこ(1980年製作の映画)
3.3
原作は馬場のぼるの絵本。
タイトルの通り、11匹の猫が起こすドタバタ劇。

リーダー格の“虎猫大将”のみが柄がちょっと違うが、他はみんな一緒。リーダー以外はみんなグウタラでワガママ。自分勝手だがみんな同じように行動する。

要はおそ松くんの猫バージョンと考えると判りやすい。

11匹は常に騒いで町の迷惑になってばっかり。そんな中、湖に住む巨大な魚の噂を聞きみんなで捕りに行く。
途中疲れて喧嘩別れ。でも各々散々な目に合い再集結。「やっぱり一緒がイイネ」となる。ココがこの物語の一番の本質ですな。

その後、砂漠で蜃気楼を追っかけたり、雪山で遭難しかけたり大変。
巨大魚にも苦戦。子守唄を歌い眠らせに来る恐ろしい魚だ。

簡素な絵柄だが、モブを含めカワイイキャラが縦横無尽に動くのは見てるだけで多幸感ある映像だ。

虎猫大将の声がヒロミゴー。声が個性的過ぎるがキャラ的には悪く無いかな。結構歌が入る。声質から西城秀樹かとも思ったがどうも違うみたい。
mitakosama

mitakosama