幼い頃、VHSが擦り切れるほど繰り返し観た、大好きだったディズニー映画。
聡明でブレイブリーで深い愛を湛えた彼女に憧れを持っていた。
ミュージカルシーンはどれも最高、楽曲の良さとテンポの良さが気持ち良くて何度観てもワクワクしてしまう。ダンスシーンはどうしたって泣けてくる。
魔法が溶け人間に戻ったあと、ベルが彼の髪の感触と眼差しの中に野獣を見出していたのが、彼女が彼をどのように愛しているのかがわかってグッとくる。
ボンジュールなのはフランスの小説が原作だから、というのを初めて知った…
原作からテーマを引っ張り上げて、これだけ普遍かつ豊かさをもった作品にする手腕は、さすが黄金期ディズニーというべき。
