Qちゃん

美女と野獣のQちゃんのレビュー・感想・評価

美女と野獣(1991年製作の映画)
4.3
ディズニー2度目の黄金時代、ディズニールネサンスの作品の中でも、特に海外では1番評価されてる作品。アニメ作品なのに初めてアカデミー賞作品賞ノミネートされた異例の作品でもある。ちなみに、現状そのほかにアニメなのに作品賞にノミネートされたことがあるのは「カールじいさんの空飛ぶ家」だけ。ディズニーすげえ。

実はリトルマーメイドやアラジンに比べたら、下記が不満すぎて一段二段くらい好き度が下がる作品。。アランメンケンの曲は変わらず全曲神がかって素晴らしいけども。

・自立した女性風に見せて、結局能動的なアクションは何も起こさず、ただやたら田舎から出て行きたがるベル。本好きな女性が進んでるって考え方自体がおかしい。しかもベル読んでたの、ただのファンタジーやん。

・モーリス何もしてないのに、彼にキレすぎな野獣

・ご主人の許可もなく勝手にモーリスをもてなす家来(城の物は主人の財産です。。)

・死んでも嫌と言いつつ腹減ったら勝手に食堂行こうとするベル

・行くなと言われた部屋に勝手に行って、怒られたら逃げて、助けてもらってからも論点をすり替えて言い返すベル

・王子なのに初等教育も受けてない有り得ない野獣

・クライマックスで野獣のことを呼びかける時にbeast!と言ったベル

そんな、私が本作に抱いていた不満を、近年の美女と野獣の実写版が上手いこと変更アレンジしてくれてて、そっちの方がアニメ版より好きなのです。
Qちゃん

Qちゃん