健一

美女と野獣の健一のレビュー・感想・評価

美女と野獣(1991年製作の映画)
4.0
1992年 9月 新宿スカラ座にて鑑賞。

恐らく私が初めて映画館で鑑賞したディズニー長編映画だと思います。
本作を映画館にて鑑賞した理由。
それはアニメーション作品として史上初アカデミー作品賞にノミネートされたからです。

この事実は世界中の映画関係者、映画ファンを驚かせました。
と同時に反発し激怒した人達もいます。
それは 全米俳優組合 です。
「アニメ作品が作品賞にノミネートされるのは困る。今後アニメ作品が多数ノミネートされる事が発生してしまえば俳優達の仕事は格段に減ってしまう。 何年かしたらミッキーマウスのようなキャラクターが、アカデミー主演男優賞を受賞する日が来ると思うと恐ろしい。」と発言。
アカデミー賞受賞式でオスカー女優のサリー・フィールドも
「主要部門のアニメ作品のノミネートは今回限りにしてほしい。」と怒っていました。
この争いが原因で 数年後"長編アニメ部門"が作られました。

結局「美女と野獣」はアカデミー作品賞を受賞することは出来ませんでしたが、作品の素晴らしさとこの騒動が原因で日米共に大ヒットを記録しました。

というかなりミーハーは気持ちで当時 鑑賞しましたが 今となっては劇場で鑑賞できて良かったと思っています。

記憶が定かではないので、違ってたら申し訳ないのですが、当時は今と違って吹替での劇場公開というのは無かったと思います。
字幕版の特にオープニングの曲が一番好きでサントラを購入し何度も聴いてました。




劇場公開時 1992年 9月
新宿スカラ座
💺620席
客入り 9割くらい。

新宿伊勢丹の横にあった大好きな映画館でしたが、すぐ近くにある新宿バルト9がグランドオープンする前日に バトンを渡すように閉館。
健一

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