理事長

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たちの理事長のレビュー・感想・評価

4.0
✒️あらすじ
17世紀、海賊たちが大海原を荒らしまわっていた遥かなる時代。カリブ海の港町ポートロイヤル。美しい総督の娘エリザベスはかつて海上で助けた少年ウィルが身につけていた黄金のメダルを手に入れ、今も密かに保管していた。そんなある日、突然ブラックパール号に乗ったキャプテン・バルボッサ率いる冷酷な海賊たちが町に現われ、エリザベスがさらわれてしまう。海賊の目的は、彼女がその時身につけていた例のメダルだった。一方、鍛冶屋で働く逞しい若者へと成長したウィルは、幽閉されていた元ブラックパール号船長で一匹狼の海賊ジャック・スパロウと手を組み、エリザベスの救出に向かうのだが...


✒️感想
世界的人気海賊映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の記念すべき第1作。
ジョニーデップとジャック・スパロウ。
この似合うレベルって映画全体で屈指だと思う。ジョニーデップの憑依型演技が最も現れてるキャラだと思う。
ほんとにジョニー・デップの独壇場。
ジャック・スパロウは主役であって主役でないんですよね。狂言回しに徹して俯瞰的な立場にいる。これが結構斬新で、これを演じあげてしまうジョニーデップに鳥肌が立つ。

ストーリー自体は王道で目新しさはそこまでないけれど、海賊という軸を映画にしてるだけで十分に面白い。
シリーズ映画だから1作目は分かりやすい王道で且つキャラ紹介を併せてやるのがちょうど良い。
そこで主要人物のウィルとエリザベスやバルボッサなど紹介するんだけど、ここがバルボッサ以外インパクトが弱い気がした。
(その反面ジャックの存在感はピカイチ)

映像の迫力や本物感が凄い。帆船の雄大感、船内のごちゃごちゃ感、衣装や小道具から見える雰囲気が、まさに、大航海時代のそれに感じられて、世界観に没頭出来るようになってる。

これを超える海賊映画(シリーズ)はこれから出てくるのだろうか...?


✒️映画情報
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』は、2003年のアメリカのファンタジー映画。ゴア・ヴァービンスキーが監督、テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、ジェイ・ウォルパートが脚本を務める。ウォルト・ディズニー・ピクチャーズとジェリー・ブラッカイマーによって製作され、ウォルト・ディズニーがディズニー・テーマパークで展開している「カリブの海賊」をベースにしており、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの第1作目である。
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