フランス/182分
【※鑑賞当時に書いたレビューのコピペです👐】
真っ暗でふかーーーいモノクロ映像で3時間。
なんだか映画というよりもとても分厚い写真集を見ている気分でした。
監督の息子で主…
「素晴らしいベルトリッチの『ドリーマーズ』に対する返答であり、修正である」・・・というのが、ニューヨークタイムズ紙の評なんですが、確かにそうですね。
この映画はベルトリッチ監督の『ドリーマーズ』…
こちらも「5月」映画。1968年、フィリップガレルは20代だったはず、映画を精力的に撮り始めたのは10代の頃だから、革命はこの180分の大作を撮るにはじゅうぶんな刺激だっただろう。ルイガレルを始めと…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
このレビューはネタバレを含みます
1968年に若者として革命に生き、革命のあとも生きたガレルによる当事者ならではの懐かしさと痛みが焼き付けられる。粒子の荒いモノクロームの画面は、この世に必要な色彩は白と黒でほかはもういらない、と思っ…
>>続きを読む世界で一番大好きな俳優、彫刻のように美しいルイガレルは今回もまるでフェロモンが服を纏って歩いているようでした。思わず息が止まり、鳥肌が立つ程の色気を放つ彼をスクリーンで目にすることができただけで15…
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