邦題の美しさが好きな映画ベスト10に入る。五月革命とルイガレルの組み合わせにどうしたってベルトルッチのドリーマーズを思い出していたところ、劇中で名前が出てきて笑った。にしても長い、長いよ。情熱が絶望…
>>続きを読むつまんね~~~~~と思いつつ一時間ほど観、リリーの登場する中盤あたりからは面白く観た。ガレルの映画、これで四本目だけれど毎回寝てしまうので、合わないのかもしれない。本題に入るまでが遅いと思ってしまう…
>>続きを読むガレル作品の中で一番好きな気がする。
個人的に1960年代末期の希望絶たれた若者像を描いた作品っていうのもあって興味深かった。
ガレル作品はたまに被写体が静止するというかアクションで語ることを止…
1968年、兵役を拒否し、拒否のサインも拒否し、五月革命真っ只中、機動隊と激しい闘争を繰り広げる20歳の詩人フランソワ。ある日彫刻家のリリーと出会い恋に落ちる。1969年、フランソワと仲間達はアヘン…
>>続きを読むベルトリッチの『ドリーマーズ』の続きのような設定。しかしその「ドリーマー」たちが目覚めた朝には深い絶望感が底を漂う。夢の続きを見ようとグダグダ朝寝をし続けているような泥沼感、閉塞感がリアルで息が詰ま…
>>続きを読む恋人たちには永遠に1つのカットに一緒にいてほしい。でもそれができない。だからカメラは追いかける。でも追いつかない。それが切ない。
顔の映画。ニコッと笑うだけで革命が起きたように歴史が変わる。そんな…
ガレルお得意のジュテームなお話。蒲田行進曲に対するキネマの天地的な五月革命。68年に燃えたぎる情熱と、69年に沈みゆく気力、自由と抑圧、権利と義務、希望と絶望、白黒付かぬ灰色の世界で煙に紛らす焦燥感…
>>続きを読む1968-69年のパリ。
革命という情熱、そしてその終焉。進んで身を投じ、熱中し、前途洋々かと思われたのも束の間、燃え尽きたとも言っていい若者たちの人生は実に"空白"だった。
同志たちと戯れ、ヤク…
やっぱり3時間は長かった…けれど、モノクロの映像でこんなにもコントラストがはっきりしている映像は初めて見ました。白いものは消え入りそうなほど白く、暗いものは吸い込まれそうなほど黒い。
5月革命の時期…