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プロメテウスのmasatoshimizuのネタバレレビュー・内容・結末

プロメテウス(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

粗筋:21世紀末、考古学者エリザベスと科学者ホロウェイは、古代遺跡に刻まれた“星の地図”を手がかりに、人類の起源を求めて宇宙探査船プロメテウス号で未知の惑星へ。
そこで待っていたのは「エンジニア」と呼ばれる、人類を創造したかもしれない異星人の痕跡。
しかし、崇高な起源の答えではなく、人類を滅ぼすための生物兵器が眠っていた。
乗組員たちは次々と感染し、怪物へと変貌。冷徹な企業の思惑、アンドロイド・デヴィッドの不気味な存在感、そして生き残るための必死の戦い――。
ラスト、エリザベスは「なぜ我々は創られ、なぜ滅ぼされねばならないのか」という問いを胸に、エンジニアの母星を目指して飛び立つ。

監督:リドリー・スコット
脚本:ジョン・スペイツ、デイモン・リンデロフ
主演:ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン

🎬レビュー(5点満点)
脚本:3.8 「人類の起源」という壮大なテーマとエイリアン的ホラーが交錯。哲学的だけどわかりやすい。

キャスト:4.1 ノオミ・ラパスの強さと脆さのバランスが光る。ファスベンダー演じるデヴィッドの不気味さは圧倒的。

演出:4.0 荘厳な映像美と恐怖演出の融合。リドリー・スコットらしい重厚な世界観

総評:4.0 “エイリアン前日譚”としての期待と賛否はあるけど、映像体験としては一級品。問いかけは宙ぶらりんだけど、余韻と考察欲を強く残す。
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