Dumbo

七年目の浮気のDumboのレビュー・感想・評価

七年目の浮気(1955年製作の映画)
4.0
レビューを書こうと思って、
“しちねんめの”とフィルマで検索しても
出てこなかった。
“ななねんめの”で出てきたけど、
ネットで調べたら、正しい読み方は
“しちねんめのうわき”


いつも思うけど、
ビリー・ワイルダーの作品って
ほんとにおもしろい!!
吉本新喜劇ですか⁈って感じの
ドタバタ感も大好き〜


そう!この映画こそ、
マリリン・モンローといえば…でよく出てくる、
地下鉄の風でスカートがめくれ上がる
あの有名なシーンがでてくる映画なんですね!
この時着ていた白いドレスは、
マリリン・モンローの代名詞になってますね。

マリリン・モンローは
あまりにも有名な女優さんですが、
お色気だけが売りの昔の女優さん
という勝手なイメージを持っていて、
(マリリンごめんなさい💦)
今まであまり興味がなかったんですが、
フィルマの皆さんのレビューで、
マリリンの映画はおもしろい
というレビューをたくさん読んでいたので、
観てみました。
マリリン・モンローは
コメディの女優さんだったんですね!
たしかにブロンドで完璧なボディの
セクシーな美女だけど、
どこかお茶目で天然で、
そのギャップがまたおもしろくて、
素敵な人だったんだなぁと
初めて知りました。

このまま知らずにいたら、
人生損するところでした💦笑


暑がりでちょっとおバカなマリリン・モンロー。
(そういえば“美女”って言われてるだけで役の名前は出てきてなかったような…)
何でも冷蔵庫で冷やそうと考えてる…
(下着やドレスまで)笑
そして“冷房”という言葉に弱い。
“冷房”のためなら、
男の部屋にも平気で泊まっちゃう!
その理由も、
独身男性はすぐ求婚するから危険だけど、
既婚者なら求婚しないから安心!って💦
ただの美女じゃなくて、
だいぶ天然なおバカ美女だから笑える😆

一方、
中年サラリーマンで勘違い男のシャーマン氏。
妻と息子はバカンスに行ってて留守。
ニューヨークの男たちは
妻子がいないこの間に浮気するのね💦
だけどこのシャーマン氏は、根が真面目なのか
浮気したい願望は妄想にとどまる 笑
自分の浮気シーンを妄想…笑
妻の浮気シーンまで妄想…笑
そして勝手にそれに対抗して
自分も浮気してやる!と、
これまた勝手に意気込むところも笑える😆


“今夜泊まらせて”と
マリリン・モンローが言った時の
シャーマン氏(トム・イーウェル)の
なんとも言えない間抜けな顔が
めちゃくちゃツボで
かわいく思ってしまいました💦


それにしても…
キスした時点で“浮気”だと思うのですが…
二人で映画を観に行くのもデートじゃないの?
そこはお国柄の違いって事ですかね…?

二人が観に行ってた『大アマゾンの半魚人』
って、ほんとにあるホラー映画なんですね。
なんかこれも、タイトルだけで笑える😆


“浮気”って言葉が入ってるだけに、
タイトルはドロドロしてそうですが、
全然違って、
誰も傷付かない、楽しいラブコメでした。
他のマリリンの作品もまた観てみたいです。

最後に…
これからラフマニノフを聴いたら、
浮気のテーマ曲と思ってしまいそう…笑



THE SEVEN YEAR ITCH
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