オール・アバウト・マイ・マザーの作品情報・感想・評価

「オール・アバウト・マイ・マザー」に投稿された感想・評価

Risa

Risaの感想・評価

3.7
ペドロ作品を観ると、近年多いLGBT映画が通俗な自意識過剰ドラマに思えちゃったり、、、(笑)
悲観的で無いというか、向き合い方が自然で。

元 旦那の性転換とは衝撃的ですが、まだまだ身近に感じられる母子家庭、息子の事故死、レイプ、それからのマイノリティーやら、、レズ、麻薬中毒、エイズ、認知症、ゲイの娼婦。

主人公も、周りの人間も皆 壮絶な人生を歩んで来ている故に寛大で、母性を強く感じます。
総ての活動力は母性から。

街から出る時にサグラダファミリアが映されるのですが、とても魅力的。
今もなお成長と風化が同時進行の建造物ですから、今とは、まるで違う風格に はっとするんです。

主人公『本物のシャネル?』
オカマ『まさか、世界が飢えてるのに 。
本物はハートとシリコンだけ。』

妙に 心に残った台詞です。
女になった男は、本物なのか虚像なのか。
ヘアメイクに、ファッションに、歩き方、、美しく着飾って居ながらも、そんな表面的なものに、対した意味は無いわと言っているよう。そりゃそうでしょう。身体が男で心が女に産まれてきたんです。心以外は表面的なもの。体の構造でさえ表面的なもの。
人に母性があるのは 女性ホルモンを作れるからでも、子供を宿せる身体の仕組みだからと言う訳でも無いという性的マイノリティー。

そして、シャガールの贋作を描く人。
こちらも 偽物。
本物だとか偽物だとか、そういうことを散りばめられています。
偽物を作って騙す事は悪ですが、違う体に産まれて自分を騙す事も悪かもしれません。

ペドロ作品と言えば劇中劇。
『欲望という名の電車』気になるなぁ。
監督の映画愛も毎回何気に入れ込んでくるのも 何気にちょっとした楽しみです。


色んな濃い人たちの話ですが、凄くまとまりよく、ペネロペクルスは安定の可愛さです。周りが濃すぎてキャラは薄くなりますが。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.1
こんなに面白い映画だったっけと思いながら再鑑賞。月並みに言うと、女の強さ、愚かさ、汚さ、清廉さなんかが色々な女優を媒体に表現されているのですが、そこに監督独特の偏屈さが加わって、画面に食い入るように最後まで見続けました。女になった男は強く美しいのに、男のままの男はパーに描かれてるのは、まあ、仕方ないかな?
lag

lagの感想・評価

4.2
全ての"女性"に送る映画。母。親子。息子の事故死。臓器移植。薬物中毒。父の痴呆。AIDS。そして性倒錯者。子供を自分で産んで育てることができる、って。

舞台はマドリードからバルセロナ。
アルモドバル作品は『塩辛い』。映画全体の淀んだ雰囲気なのか、涙なのか。とにかく華がないが、観終わると晴れやかな気分に。人と人との「許容範囲」。その内と外を区分する一線の出し入れが、上質なサスペンスの心理戦のように巧く構成されていた。ちなみにこの作品をマイベストムービーに挙げている著名人がいる。その名は、おすぎ。
シゲ

シゲの感想・評価

3.7
これを薦めてくれたのは女性
なるほど…いい作品をありがとう
versaceの わたしが持ってるワンピをニューハーフが着ていた。
ひろ

ひろの感想・評価

3.2
ペネロペちゃん目当てで鑑賞!
ヤバいくらい可愛い!小顔すぎるしスタイルいいしw
ってか20年も前の映画だったとは…
ペネロペちゃん絶頂期だわねw




息子は注意力散漫にもほどがあるだろ?
移植コーディネーターでもある母親…
どんな気持ちなんだろ?

同性愛とAIDSと薬物と父親の痴呆など
重くなりがちだけどアグラードの存在でそこまで暗くならずいい感じになってた。
peche

pecheの感想・評価

3.5
ペドロアルモドバル監督。
同性愛、エイズ、薬物の重い問題がさらりと描かれている。
息子を事故で亡くした母、エイズに感染した妊婦またその母、女性になった男性が登場。女性に贈られた映画。
イヴの総て、欲望という名の電車が引用されている。
ペネロペがめちゃかわいい❤️
アグラードはめちゃおもしろい🤣
キッチンなどインテリア、衣装が可愛くて色が鮮やか。
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