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明日に向って撃て!のtottsunのレビュー・感想・評価

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)
4.0
「明日に向って撃て!」🎬84
19世紀末の西部史に名高い、二人組の強盗ブッチとサンダンスの逃避行を、哀愁とユーモアをこめて描く。列車強盗としてならしたブッチとサンダンス。しかし、近代化に向かう時代に、彼らの生き方はあまりにも旧弊だった。新たな夢を求めて、二人は南米ボリビアへと旅立つが…
テアトルクラシックスACT2.のポール・ニューマン特集での上映での鑑賞。
タイトルは聞いたことあったし、ロバート・レッドフォードが出演してるってのも知ってたけど…
こういう話なんて知らなかった。
ちょっと切ないのね。
広大な荒野を男二人が馬を乗りならして駆けていく。
最初は割と想像通りのイメージな雰囲気だったけど、ボリビアに移ってからはちょっと意外というか…見ながら分かってる自分もいたけど、それを信じたくない自分もいたりして。
1つ前が「アムステルダム」で同じように20世紀フォックスのオープニング+事実に基づく的な出だしから始まったからちょっとクスッとしちゃった。
冒頭のシーンが印象的で、昔の映画ならではのエンドロールのようなキャスト紹介とかはそこで全部済ませるから、エンドロールがほぼゼロで余韻に浸りたかったのにすぐ照明付いてしまって少し悲しかった。
名作と言われるだけあって、心にじーんと沁みるような作品だった。
複雑な構成とかは無くてとってもシンプルな映画なんだけどね。
「雨に濡れても」がこの映画の主題歌だったなんて知らなかった。
私的には☆☆☆☆かな。
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