ゆとリーマン

明日に向って撃て!のゆとリーマンのレビュー・感想・評価

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)
5.0
「暴力脱獄」の翌日、同劇場にて鑑賞
2日続けて名作を劇場で見れる「碧い瞳の反逆児ポール・ニューマン特集」に感謝!

泳げないキッドと人を撃った事がないブッチ
ふたりの掛け合いは面白く、列車強盗の件は劇場内で笑いが起きていた
ボリビアに渡りメモを見ながら強盗をする時もだった
最後までユーモアを忘れないふたりが恰好良くて憧れてしまう

この映画の肝は音楽で、バカラックの輝かしい経歴の中でも文句なしなメロディ
淡いセピア色の映像と共に目と耳に眩さと儚さが見事に表れている
ボリビアへ向かう道中、ニューヨークで楽しむ3人の写真はどれも素敵だ

静止画からの銃声は劇場で鑑賞する事でより強烈に心に残る
一生忘れない名シーンだ

何度見ても胸が熱くなり涙が出る永遠の名作であり、自分の思い出もたくさん詰まっている
「若くない」、「時代おくれ」となった自分も歩むべき道を進んでいきたい、鑑賞後にそう思った…

最後に、良い企画をして下さった事に感謝、感謝です!