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シン・シティのmatchypotterのレビュー・感想・評価

シン・シティ(2005年製作の映画)
3.6
またまた可愛いアニメの世界をフワフワ楽しんでる合間の劇薬。
『シン・シティ』。
スタイリッシュでハードボイルド。白黒の中に映える差し色。視覚から脳裏に焼きつけられるような斬新な映像。アメコミ原作らしく、動くマンガみたいな。

シンシティ=“罪の街”、タイトルにふさわしい色んな人の罪や嘘で成り立つ街。この街で生きていくためにはこの罪と嘘に塗れるか、罪と嘘に自分で立ち向かうか。誰も助けてくれない。
信念を貫くためには、この街で生きていくためには、あまりに生きにくい街で、不器用な男たちが、貫くためには暴れ回る。。。。

フランクミラーとロバートロドリゲスとタランティーノが陣頭指揮取って制作に携わってる。作り手がドリームチーム。
そりゃぁ、そんな人達が集まってさぁ何かを一緒に作る?となればそうなる。そんな簡単に他の人が作れるモノができるわけがない。簡単に、薄っぺらい、わかりやすいモノができるわけがない。

昔観た時も思ったけど、まぁなかなかこんな作品はない。誰でも作ろうと思って作れそうな作品ではないな、と。

そして、それについてくるキャスト。もう、出演者もドリームチーム。ジェシカアルバム、可愛い過ぎる。さすがに他を寄せ付けない魅力がスゴい。綺麗だ。
デヴォン青木もさすがのインパクトだし、他にも綺麗な人が多過ぎて目のやり場に困るぐらいに畳み掛ける魅力的な女性陣。

ジョシュハートネットもブルースウィリスも最初からかなり呆気ないな、とおもったら大間違い。
ミッキーローク、クライヴオーウェン、この2人が話の中判を盛り上げる。もうもはや人間なのかと思うほどの常人離れした破壊力。
イライジャウッド、その眼鏡が恐ろし過ぎるわ。お前、誰なんだ。だいぶイカれてんな。

作り手も出演者ももう規格外のパワフルな作品。
ホントかっこいいし、万人がすべて好きと言うような作品ではないけど、鮮烈で記憶に残るこのインパクトとパンチ力はなかなか他にはない衝撃作。
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