【まとめシネマ】#430
【まとめ】
* 前半はガンバレ父ちゃん！
* メリル・ストリープに乱される！
* 最後まで終わらない離婚劇
本作はある家族の母親が、ある日突然子供を残して家を出て行くところから始まる。今まで家事も育児もしてこなかったダスティンホフマン演じる父親が子供に全力を尽くす姿がGOOD！時には子供に怪我をしてしまうシーンもあるが、それ以上の親子愛を感じる！
段々と育児にも慣れて、何気ない日常を子供と過ごしていると、突然メリルストリープ演じる母親目の前に現れる。当然子供は久々の対面に大喜びをするのだが、父親と母親の関係、子供の親権を巡って裁判にまで発展する。
突然メリル・ストリープが出てきた辺りから映画のジャンルがガラッと変わるぐらい彼女に乱されまくる！特に裁判のシーンで目を赤くしながら訴える場面は、ちょっと恐怖も感じるぐらいの怪演！
本作の結末は、最後まで分からない不思議なラストを迎える。
今でこそ本作で描かれることに違和感を持たないが、公開された70年代後半の社会問題でもあった離婚や親権についてストレートに描いたことに価値があると思う。
