名作なのでずっとみたいと思ってました。
両親の不和と、その息子を描いた作品。
息子に罪はないけれど、親も葛藤している。家庭を築くとは、綺麗ごとではなく、むしろ醜いものなのかな、と思わせてくれました。
俳優陣は…
「レインマン」のダスティン・ホフマンや「マンマ・ミーア」のメリル・ストリープもでていて演技派が勢揃いでした。
ホフマンさんは作中で、オッオーという所が一箇所あって、あれ?これどこかできいたことあるな…と思って、レインマンの兄役の人だ!と気づきました。(その時まで全く気づかず)
あんなにカッコいいなんて…!
息子役の子も難しいテーマなのに、目の演技や涙を流すタイミングも絶妙で、虜になりました。
裁判のシーンは、弁護士の質問が特に的確で、2人の不和を臨場感をもって法廷で描き、浮かび上がらせてくれた感じでした。
家族の問題は、実に多面的で、良い悪いで言い切れない複雑さをはらんでいると思えました。それが、ある意味普通なのかな、とも。
決して特殊な訳ではなく…