ryosukekanai

クレイマー、クレイマーのryosukekanaiのレビュー・感想・評価

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)
4.8
なんとも最高な作品だ。まずタイトルからして最高だ。『クレイマーvsクレイマー』、引き算の美学を感じずにはいられない。
離婚と親権をテーマとしつつも、ダスティン・ホフマン演じるテッドと、ビリーの成長譚が、序盤one handと終盤の卵割りシーンはもちろんのこと随所で見られて、そのたびほっこりさせられる。そして、父子の愛。個人的には中盤、テッドは新聞を、ビリーは漫画を見ながら朝食を摂るシーン、生活音以外はサイレントで構成されているのも相まって、好きです。
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