ちょっとしたことから50年代白黒のテレビドラマの中に入ってしまう兄妹のファンタジー。
その白黒の世界では毎日が退屈で同じ繰り返し。みんな無意識なんだけど感情なく生きてる。
ジェニファーやデイビッドが現代の楽しみや自由な考え方をみんなに広めていって、自分にとって大切なものに気付いたり、心が自由になった人から少しづつカラーになっていく、保守的な人はいつまでも白黒のまま、そんな描き方が面白かった。
明るいテンションで描かれていたけど、最後は感動して泣いた。
想像以上にいい話だった。
ちょっと気になったのは白黒しか知らない世界の人なのにカラーになっていく人を差別するとき「こいつ青い服着てる」とか言っていたのだけど、なんで今まで見たこともない色の名前を知ってるのか、ちょっとそこはクスッときた笑