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カラー・オブ・ハートのTRBのレビュー・感想・評価

カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)
4.9
『この世は素晴らしい、戦うだけの価値がある』

周りの見た目や価値観に凝り固まった兄弟が、喧嘩の末行き着いた先は、モノクロドラマの絵に描いたような世界!

前半は、決められたパターンでしかないキャラ達と、戸惑いながらも変革をもたらす主人公の価値観の多様性を描き。

後半は、変化に対応する若者と、変化を好まない大人との対立を描きながら、人生の立ち位置や定められたものの定義を問いていく。

モノクロの世界に、様々な価値観が色付いていく描写が素晴らしく美しい。

絵的にも音楽的にもわかりやすい変化と、保守派の集まりを、ナチスのように少し過激に描いてみたり、シンプルながらも楽しめる。

普通なんてない、人生は自分達の思い通りに華開く!

ここからは私的な話しですが、
昨年から始めたフィルマークス。

最初は同じ作品を間違って見ないようにと記録でつけ始めました。
ですが、コメントのやりとりやオフ会を通し、色んな出会いが生まれ、改めて人生の色付きや多様性の素晴らしさを感じれるツールとなりました。

機会を作って下さったマーティさん。
改めてありがとうございます。

『この世は素晴らしい、戦うだけの価値がある』
もう一度、敬愛するヘミングウェイの言葉でシメ!

※ちょっぴり酔ってます
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