『この世は素晴らしい、戦うだけの価値がある』
周りの見た目や価値観に凝り固まった兄弟が、喧嘩の末行き着いた先は、モノクロドラマの絵に描いたような世界!
前半は、決められたパターンでしかないキャラ達と、戸惑いながらも変革をもたらす主人公の価値観の多様性を描き。
後半は、変化に対応する若者と、変化を好まない大人との対立を描きながら、人生の立ち位置や定められたものの定義を問いていく。
モノクロの世界に、様々な価値観が色付いていく描写が素晴らしく美しい。
絵的にも音楽的にもわかりやすい変化と、保守派の集まりを、ナチスのように少し過激に描いてみたり、シンプルながらも楽しめる。
普通なんてない、人生は自分達の思い通りに華開く!
ここからは私的な話しですが、
昨年から始めたフィルマークス。
最初は同じ作品を間違って見ないようにと記録でつけ始めました。
ですが、コメントのやりとりやオフ会を通し、色んな出会いが生まれ、改めて人生の色付きや多様性の素晴らしさを感じれるツールとなりました。
機会を作って下さったマーティさん。
改めてありがとうございます。
『この世は素晴らしい、戦うだけの価値がある』
もう一度、敬愛するヘミングウェイの言葉でシメ!
※ちょっぴり酔ってます