星降る夜にあの場所で

太陽に灼かれての星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

太陽に灼かれて(1994年製作の映画)
4.0
今年こんな記事を見つけた。
https://jp.rbth.com/arts/81412-roshia-to-soren-no-eiga-besuto-100
ロシア映画大好き人間なので、早速確認。
映画通であろうがなかろうが、どうでもよいのだが、
完全に鑑賞した記憶があるものでたったの38本…
半分になど遠く及ばず愕然。
改めて、ロシア映画の奥深さを思い知らされました(笑)

本作は、そのトップ100の中の一品。
レビューをしていない作品の中で、どこのレンタルショップでも置いてありそうなのでupしてみました。
ロシア革命で英雄となった架空の大佐一家に焦点を当て、
1936年当時のスターリン独裁政治下における国内情勢が切り取られています。
内容は史実に基づいているので説明することもないでしょう。
単なる戦争ヒューマンドラマで終わっていない。
前半は一家の会話の雰囲気とリズムに少々違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
それでも話が進むにつれて、だんだんと慣れていくはずです。
劇場公開以来未見なのですが、娘が車から降りて大佐が連行されるシーンのロングショットで終わりかと思いきや、
そこから、まだまだ続くのです。
監督は、きちんと私たち観客に当時の様子を伝えておきたいがために作った作品なのではないかと思います。
毎度のことながら、美しい映像も満載です。
ミハルコフとその実娘が、親子役で共演しています。
以前、印象に残る子役と題して何本かupしましたが、
この子を忘れていました。
ルックスから仕草まで、もうホントに驚愕の可愛らしさです!
幼女好きはという危ない意味ではなく、この子を見るだけでも価値があります(笑)
ご覧になられたら、合わせて続編である「戦火のナージャ」と「遥かなる勝利へ」も是非(大人になった娘がそのままキャスティングされています)♪
この三部作、娘さんをお持ちの父親は流涙必至です☆ミ