戦争の影がありつつも、室内でのやり取りは、チェーホフなどのロシア文学的な香り。オレグ・メンシコフは、舞台的な演技で、ロシア文学的雰囲気にぴったり合うと感じた。ロシアを代表する俳優さん!という感じです…
>>続きを読む三部作なのに最初の1作目がサブスクにないってどういうわけだ?
TSUTAYAお取り寄せでようやく観れました。なるほど、冒頭のサウナのシーンが問題だったのかな。ようじょの裸映ってるから。全ロ○コンはタ…
牧歌的ファミリーの連続映像に時折挿入される、
工事中のスターリン気球の不気味さよ。
毒ガス訓練の不気味さよ。
マスクをしたピアノ演奏の目の不気味さよ。
階下のタップダンスの音色の不気味さよ。
謎の火…
30年代のスターリンの大粛清をテーマに、激動の時代に引き裂かれた男女の悲劇を描く。
1936年、ある長い夏の夜。ドミトリはマルーシャの家にやって来た。彼女にとっては10年ぶりに会う、かつての恋人…
チャイコフスキー、のスラブの切ない、感傷的な音楽が好きです。
ロシアはいい作曲家、演奏者を輩出している。
ところが、政治はと言うと、今も昔もどうしようもない。
民主主義が根付かない。
何でだろう。
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第67回アカデミー賞外国語映画賞受賞作。スターリンの大粛清の時代、平和な家族に忍び寄る不幸と不条理を描く。ナージャ役のナージャ・ミハルコフ(監督の娘)が可愛い。河原で遊んだり、父親に抱っこされたり・…
>>続きを読む『火球と気球』
ロシアの歴史を知るために。
見るからにちっぽけなスターリンの気球に敬礼するドミトリ。その表情は狂気じみた自嘲的な笑みに満ちており空恐ろしいというほかない。
自身の私怨による理不…
スターリンの恐怖政治、粛清の嵐に巻き込まれるロシア革命の英雄、大佐一家の物語。年下の若い妻と目の中に入れても痛くない愛らしい娘ナージャに囲まれて田舎で半隠遁生活を送るコトフ大佐、そこへ妻の元恋人ドミ…
>>続きを読む初めては10代の時に見たので、時代背景など特にわからず見ました。
見た当時は、ロシアは年中冬!くらいのイメージしかなかったので豊かで美しい自然と少女の底抜けの可愛さがすごく印象的だったので再鑑賞。
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