2018年11月3日
『太陽に灼かれて』 1994年ロシア・フランス制作
監督、ニキータ・ミハルコフ。
1936年。スターリン政権下。大粛清の嵐の時代。
ある夏の日、ロシア革命の英雄コトフ大佐(ニ…
このレビューはネタバレを含みます
スターリン政権下のソ連。ミーチャという男が10年ぶりに元恋人マルーシャの家を訪ねる。
マルーシャは革命の英雄コトフ大佐と結婚し授かった女児を育て幸せに暮らしていた。
マルーシャからミーチャを紹介され…
ロシア革命後のソ連で、高名な大佐がバカンスを楽しんでいたところに、ある男が現れる。その男はかつての大佐の妻の恋人であり、何かの目的を隠していたのだが。男の心象風景とも思われる小型の灼熱の太陽は、大佐…
>>続きを読むソ連、ロシア革命の立役者であるヒーロー、コフト大佐の家庭。幸せな日々を過ごしていたところに、突然、昔馴染みの男が帰ってくる。
そして、その帰郷で、男は、コフト大佐に送られて戦争の犠牲になり、10年も…
ソ連の激動の時代を生き抜いてきた者たち…
英雄とされるコトフ大佐のファミリーは皆陽気に過ごしているが、ある男の来客により自体は急変していく
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背景を知っていたらもっと興味深く…
気になった言葉
「私の足をごらん、どうだね?石みたいに固くて、ごつごつして、まるで靴の底だ。」
「たくさん歩いたから?」
「駈けたり歩いたり。」
「どこを?」
「戦場の野原や山などを。おまえのは変わ…
口笛
旧ソ連映画を代表する名匠ニキータ・ミハルコフが30年代のスターリンの大粛清をテーマに、激動の時代に引き裂かれた男女の悲劇を描いた人間ドラマ
みんなでワイワイ楽しい感じ
そして重たい話
そ…
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久しぶりに震える映画を見た気がします。
まず、色んなセリフがどれも特別でなくて、日常に置いてあって、素敵でした。そして、俳優さんたちがあまりにもうますぎて、自然すぎて、言ってしまえばそこに1…
最初はのどかな田舎風景を
楽しんでいたんだけど、
徐々に明かされて行く真実に
心がザワザワしてくる。
最後のシーンはいい意味で
ゾワッとした。
ナージャの無邪気さに
なんとも言えない味があり、
…