ゴン吉

マイ・ボディガードのゴン吉のレビュー・感想・評価

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)
4.2
ボディガードをしていた少女が誘拐された男の復讐劇。
デンゼル・ワシントンが主演、ダコタ・ファニングが少女役を演じる。

誘拐事件が多発しているメキシコでは、裕福な家ではボディガードを雇うことが常識になっていた。
元CIAの工作員ジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)は資産家の娘ピタ・ラモス(ダコタ・ファニング)のボディガードを請け負う。
当初は仕事に徹していたクリーシーは人懐こいピタに徐々に心を開いていくが、ある日、ピタが何者かに襲撃・誘拐され、クリーシーも瀕死の重症を負ってしまう。
クリーシーはピタを誘拐した組織への復讐を決意し、犯人たちを追い詰めていく…  

ラテンアメリカでは60分に一人が誘拐され、その7割が生きては戻れない。
ボディガードをしていた娘が誘拐された男の復讐劇が始まる。
復讐の鬼と化し、犯人を一人また一人と見つけては抹殺し、少しづつ事件の真相に迫りながら犯行グループの黒幕に近づいていく。
事件には悪徳警官はもとより意外な人物も絡んでおり、緊迫したシーンが続き、見ごたえありました。
一方、次々と人々が死んでいき、切なくてシリアスな作品です。 
影を感じさせる渋いデンゼル・ワシントンと愛くるしいダコタ・ファニングが対照的で、二人がそれぞれの役柄を好演しているのも魅力です。
「彼女のクマの名前は? 何と呼んでいる?」 

2022.11 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:平田勝茂 訳)
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