キング 罪の王の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「キング 罪の王」に投稿された感想・評価

Nats

Natsの感想・評価

3.3
最終的には復讐映画なんだろうけど、最後の最後までその色がほとんど出てこなくて逆に怖いなぁと見終わってから思った。あと、キリスト教の考えが色々出てて面白いなぁと思った。創造論を高校のカリキュラムに入れたいと申し入れするけど、断られたり。
復讐劇…なんだけど、少し違うような。体温を感じないひんやりとした性格のエルヴィスがかなり魅力的。
宗教の無力さや、それを拠り所にして思考を放棄することに対する皮肉も暗にあるのかなと思いました。
shoepexe

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4.1
復讐ではなく、後先考えず無垢に欲しいものを欲しがっただけに一票
Marino

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4.0
とにかく、ガエルさんの目に惹かれた。何を考えているかわからない。純粋なのか、そうでないのか、善なのか、悪なのか。
creamymami

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2.5
主人公が何かのメタファーになっているのか、それとも単なる復讐劇なのか?内容についてはよく分からなかったが、演出は好きだった。抑揚のない映画は好き。音楽も◎
ユミミ

ユミミの感想・評価

4.5
★~ 親父、あんたに復讐するよ ~★

海軍を退役した青年エルビスが
実の父親に復讐するお話。

ガエル・ガルシア・ベルナルが、
終始ポーカーフェイスで、
ジワジワと復讐する様が怖かったなぁ。

淡々とした雰囲気の中で
ボディブローを喰らいまくり
効いてきた頃、
アッパーカットでダウンって感じ。

大罪と罪の子という感じかな。
復讐劇の中ではかなりの秀作。

ガエル・ガルシア・ベルナル
いい役者だ、好き!
funatsu

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3.2
この映画をどう評価すべきか迷う。
この映画の主題が復讐劇だとするのなら、主人公の闇と冷徹ぶりは中々のものだが、ストーリーとしてはいささか淡白だ。だが宗教に対する批判、アンチテーゼだとしたらどうだろう。
牧師の父に対するありとあらゆる宗教的タブーを行う主人公。つまるところこの映画が訴えたいのが、『所詮宗教なんてこんなもの。信じても何も報われない』だとしたら…?

日本人にとってはあまり馴染みのない信仰の問題。これを一度考えてみるにはいい機会となった。
aozora

aozoraの感想・評価

4.5
ガエルガルシアベルナル目当てで、鑑賞。
結論から言うと、面白かった。
でも、好き嫌い別れる映画だと思う。

STORY
海軍を退役したエルビスは亡き母から聞かされていた父親に会うためテキサス南部の小さな町へとやって来た。父デビッドは今では牧師となり美しい妻と2人の子供と幸せな家庭を築いていた。

エルビスの人柄から、母親に愛してもらえてなかったとは、思えない程、好青年になった。裕福ではなかったかも知れないけど、きっと周りの人にも可愛いがられたのでは…が、何故こんな狂気に走ったのか⁉︎

彼は、ただ、父親に会ってみたかった。でも、そこで見たもの、それは彼が欲しくても得る事が出来なかった普通の家庭だった。
きっと、幼い頃から、友達の家のお父さんという存在が羨ましく思っていたと感じる。
そこに、初めて会った父デビッドに言われた言葉
「言っておくぞ。私の家と家族に近づくな」

ここからだと思う
彼の心にナイフを突き刺されたような痛み…(会うのは初めてだから、父親って感覚はないと思う)けど好青年の裏の顔の部分。嫉妬、妬み、同じ痛みを与える事、破砕。
エルビスは先ず、妹マレリー(ペルジェームス)に近づく→余談16歳の役だけど、実際は27歳だったらしい。彼女を、妊娠させることが目的だけど、それを悟られないよう、荒々しくSEXした後別れ際は、優しくする。妊娠するまで、これを何度か繰り返す。マレリーはちょっと嫌な気持ちにさせられたけど、優しい言葉で彼を信じていく。
信用させて、裏切る。
エルビス自身だんだん、面白くなっていったんだと思う(狂気)の部分かと…

ポールを刺した時エルビスは「痛いか?」このシーンも印象的
ポールが行方不明になった、初めはデビッドも探そうとする。
けど、諦めかけた時、エルビスに会いに来る。一方エルビスはと、いうと、好青年を演じ続ける(心の中では、ニヤニヤしていたか⁈笑い転げていたのでは…)

こんなレビュー書いてると、批判覚悟です。でも人間ってこんなもの、悲しいけれど…
バーガーを食べながら、紙で王冠を作り被るエルビス。それを向いで見ているマレリー

最終目的は父親だから、最後の急いでデビッドのもとへ急ぐエルビスの緊張感が凄い
そして
「懺悔して天国へ」
血に染まった手と服で

愛が欲しかった訳じゃない。
計算された復讐劇。
エルビスは、触れてはいけなかった(会ってはいけなかった)
そんな領域も人には、ある。
OASIS

OASISの感想・評価

2.8
海軍を除隊したばかりの男エルヴィスが、亡き母親から聞かされていた父親デヴィッドに会うためテキサス南部の街を訪れる。
しかし、牧師となり家族と幸せに暮らす父はエルヴィスを家族の一員として認めようとせず...。

ガエル・ガルシア・ベルナル主演のサスペンス。
望まずして授かった「罪の子」としてのエルヴィスの産まれた境遇については同情してしまう面もある。
娘に近付き身体を重ね、息子や母親に取り入って家族の繋がりに混ざり込んで行く彼は何を考えているのか分からず異質な存在であった。

単純に真っ向から父への復讐を敢行するのでは無く、まずは息子から、そして十分に自分を信じ込ませた段階でようやく娘を突き放す、というようにジワジワと外堀から埋めて行くスタイルは得体の知れない怖さがある。

息子を刺し殺すシーンや、その後父親が死んだ息子について教会で語るシーンでも彼は無表情で逡巡する素振りを見せず、その鉄仮面の裏で一体何を考えながら説教を聞いているのだろうかと思わせた。

息子が父親の影響により異常なまでの信仰心でもって周囲を洗脳しようとする存在であったり、それを演じているのがポール・ダノだったりと何処と無く「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を思い出す映画だった。
m

mの感想・評価

3.0
復讐なのかただ思い通りにならない邪魔なモノを排除した結果なのか分からない。狂気を感じさせない。感情が見えない薄気味悪さ。「僕のことまだ好き?」とは聞いたけど「愛してる」とは言わなかった気がするからぜーんぶ計算だったのかもしれないし、やっぱり純真無垢故の結果のような気もする。