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病院坂の首縊りの家のピッコロのレビュー・感想・評価

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)
3.8
よく、わかりません。

市川崑監督の金田一は、残り2作ありますが今作で石坂浩二版金田一最終作となります。(犬神家リメイクがありますが・・・。)

最後ということで、冒頭とラストに原作者の横溝先生が登場しています。
冒頭では、金田一と会話したりとなかなか面白い。他の作品とは違い今作は色々新しいことに挑戦しており、その雰囲気に慣れるまで時間がかかりました。と言っても本作を観るのは2回目なんですけどね。

あまり記憶になかったのですが、何故か犯人だけは覚えてるものですね。と思ったら違いました。中盤あたりぐらいから、あれっ犯人違うぞ。と気づき楽しかったです。よく考えたら、このシリーズの犯人は共通点があるのでそれに気づかないとは自分もまだまだですね。なので、本作はよし、わかった。ができませんでした。

今作は、金田一の探偵助手?として草刈正雄が登場します。
この二人のやり取りが楽しいのが一番の見どころですね。
相変わらず、人間関係が複雑なので相関図が欲しいところ。そんな要望に応えるかのように相関図が登場しました。でも、金田一さん同様よくわかりません。です。

このシリーズは、どれも重く、切なく、悲しく、どろどろした雰囲気が最高。

金田一さん、事件ですよーーーー。

wowow
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