Kota

フローズン・タイムのKotaのレビュー・感想・評価

フローズン・タイム(2006年製作の映画)
4.2
“愛とは何か。それは一瞬の中にある。”

オシャレで刺激的且つ斬新。久々に“画”を美しいと思う映画に出会いました。いきなり一人称目線で女性にキレられてマグカップを投げつけられるシーンから始まるので、この映画、なんかすごそうと(笑)

彼女と別れた気持ちを癒せず不眠症になったベンの時間の概念が壊れていく様が、語りと共にすすんでいきます何度も時が止まる描写があり、その現実と架空の表現の仕方が素晴らしいです。スーパーマーケットというところもおしゃんです。

僕の解釈ですが、時を止めることができてもそこに愛はない。愛とは時間の流れの中に存在する。的なことを伝えたかったのではないかと思いました。全体的に無機質な描写の中に人間の温かさが感じられて心が澄み渡る感じ。スーパーの同僚やボスが良い。フローズンタイムという邦題もうまいですね。寒い冬にココアとか飲みながら観たい映画です。そいえばあのフードの男誰だったんだろ。