yukihiro084

フローズン・タイムのyukihiro084のレビュー・感想・評価

フローズン・タイム(2006年製作の映画)
4.0
(チルドレン)の陣内じゃないんだから。

今から4、5年前、近い年齢の男4人で
最近何か面白い映画観た?って話題になった。
僕は(ルビー・スパークス)と応え、
僕以外の3人の内、2人が同じ作品を口にした。
え?

(フローズン・タイム)

名前はうっすら聞いたことがあるし
その場で検索したら、見たことのある作品画像
だったが、改めて見るとそれは斬新なものだった。
ほとんど全裸のモデル顔の女性だ。
よく見ると、なんだこれ?だなと思った。
内容は全く知らなかった。

今この情報過多の世界で面白い映画と聞いて、
知らない作品を知ることがどれほど貴重で、
どれほどゾクゾクすることか。
内容も聞かずに、それ以上調べることなく
すぐにこの作品を観たのを憶えている。

有名なフォトグラファーが監督した
失恋した不眠症の美大生の話。
失恋のショックから、とんでもない能力を
手にしたのに、その能力の使い道が
しょうもない。本当にたいしたことがない。
なので、作品自体も、たいしたことはない。
その能力の使い方も、同僚の面々も、
しょうもなくて、くだらなくて、
たいしたことがなくて、風変わりで。

失恋して、眠れなくなって、バイトして
仲間ができて、また恋をする。
失恋で止まった時間も、止まった情熱も、
止まった未来も、そんなくだらない日々が
背中を押してくれる。

よく出来ているかとか、正直わからない。
でも、好きなんだよね。観てよかった。
ずっと心に残るシーンが多かった。