まいみん

フローズン・タイムのまいみんのレビュー・感想・評価

フローズン・タイム(2006年製作の映画)
4.0
“映画”にのめり込んだキッカケとなった思い入れのある作品です。

珍しく、邦題の方が好き。

超イケメンや、超美人などは出てきません。
でも、キャラクターひとりひとりが愛くるしい。

美大に通う主人公は、恋人との別れをキッカケに不眠症に陥り、眠れぬ時間を有効活用しようと深夜スーパーでバイトを始める。
不眠症が続いていると、ある時自分以外の時間が止まっている事に気付く。

アーティスティックな映像や、カメラワークがおもしろい。
スーパーの店員たちのキャラが濃すぎw
心の移り変わりとか、微妙な変化が丁寧に描かれているので自然と入り込めます。

なーーーんも考えずに観て欲しいなぁ。

ラストのシーンのために観てると言っても過言ではないくらい、美しく儚い。
好きな映画のシーンベスト5には確実に入ります✨