ちーば

フローズン・タイムのちーばのレビュー・感想・評価

フローズン・タイム(2006年製作の映画)
3.8
ジャケットに惹かれて視聴したわけではない(と言いたい)……

美大に通う主人公は大好きだった恋人に振られて、その事がショックとなり不眠症になってしまった。いくら経っても眠れず彼女のことを思い出してしまう。よし、そうだ眠れない夜の無駄な時間をスーパーの深夜バイトに充てよう!と考え、深夜バイトをする事に決めた主人公。けど相変わらず時間が進むのは遅いと感じていた主人公。そしたら時間が進むのが遅すぎて逆に時間を止めることができてしまうようになってしまう。深夜スーパーに来てる人達をじっくりと観察しデッサンをすることが日課になっていき、同じ同僚の女性のことを次第に気になっていき……

時間停止モノと言えば男子は想像つくだろうことを真剣な美大生が実施する映画(偏見)

あくまで時間を止めることはひとつのエッセンスで、本質は恋に落ちてしまった時の自分の中の時空の歪みなんじゃないかと思った。気になる人の一つ一つの行動がスローに見えたりあっという間に見えたりするようなこと。
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