クリスマスソングは12月に聴くとうんざりするが、それ以外の時期に聴くと良い曲に聴こえる(マライア・キャリーとか)のと同じように、クリスマス映画もそれ以外のときに観た方が面白い、というどうでもいい持論を持っているんですが、本作はそれ抜きにしても大変面白い作品でした。
サンタクロースは本当にいるのかという子どもの夢と、クリスマス商戦という大人の夢が、うまく融合していて楽しかったです。
サンタさんが途中退席するときに「トナカイのエサやり時間」という看板が立って、それ見て子どもが納得した顔になるところとかすごく可愛いなと思った。
それにしてもアメリカってのは本当にあんなに子ども中心なのか。
サンタクロースっていくつまで信じてました?
わたしも遠い昔は信じていましたが、うちのサンタクロースは、わたしが欲しい物は絶対にくれなかった(経済的な理由だろうが)から、本作の子どもたちはあくまで欲しいものに固執しているので驚いた。とくに主人公のガキ…いくら子役ナタリー・ウッドが爆裂に可愛いとしてもラストは驚愕しました。