このレビューはネタバレを含みます
その人しか自分を守ってくれる人、理解してくれる人がいないから、出会いが強姦でも心を寄せる。そういうことは閉じられた社会に住んでいる人間にはよくあること。だってその人しかいないんだから。失神するほどの…
>>続きを読む良かった
後半から想像の私が映し出されるのがとっても良かった
2人だけの世界だったらって、意味は違えど、きっと誰もが一度は望んだことのある世界な気がした
良くも悪くも真っ直ぐで、全てを肯定でき…
2024/3/25
初のイチャンドン作品。主人公の花束と強姦まがいのアプローチから始まる恋愛は不快でしかないが彼女が幸せならまあいいのか。
画角とかカット、ゆれるカメラワークが独特で2人の周りをふわ…
周りが声を奪っていくということ。これだけ声を発しようとしていても、というか発していても、周りによってそれがなかったことのようになっていく。彼女が本当に何を思っていたかなんて誰もわからないけど、最後の…
>>続きを読む前科持ちの精神疾患の男性と脳性麻痺の孤独な女性のラブストーリー
2人の空間だけを見ると素敵でキラキラしているのに
良かれと思って邪魔する周りの人たち
誰にも共感されずとも最後の最後までしっかり愛情で…
醜い王子様とプリンセスの恋愛物語。知的障害の男と脳性麻痺の女とでしか起こり得ない出来事を盛り込みつつ、王道の恋愛描写を外さずやっているのが素晴らしい。
終盤の木を切るシーンは、「二人にしか理解できな…
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」みたいに、不幸な現実から逃れて空想に入り込む場面の演出が素晴らしい。しかし、2人の間では幸せな空間でも、外から見ると迷惑なものに映り、この構造の残酷さがより際立つ。
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