めしいらず

隣の家の少女のめしいらずのネタバレレビュー・内容・結末

隣の家の少女(2007年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた少女監禁事件を元にした映画。親を亡くし姉妹が身を寄せた伯母の家で彼女とその息子、周囲の子供らに虐待と陵辱を受け死ぬ。作り手の視線は加害者側に完全に加担している。まるで楽しんでいるよう。人には邪な心が備わっているからそのこと自体はどうにもできない。でもそれを最初と最後の取ってつけた主人公の一人称で誤魔化そうとしている所に作り手の品性が透けて見える。本当は観る者に嫌がらせをしたいだけの映画なのじゃないだろうか。子供だからって邪悪な者がお為ごかしながら振りかざす浅薄な論理に簡単に牛耳られてしまうものか。簡単に悪に手を染めるものか。
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