アメリカの画家ジャクソンポロックに惚れ込んだエドハリスが構想15年かけて初監督した作品。
元々精神疾患がある上に酒乱、精神的に浮き沈みが激しく作品にも影響していくポロック、
絵を描いているシーンには、幸せを感じる音楽、ポロックが絵を描いている時が満たされている事がよく伝わる。
エドハリスはポロックの絵の描き方を取得する為にアトリエも作り10年勉強し、晩年を演じる為にだいぶ増量させている。アカデミー主演男優賞ノミネートされるだけある力の入れよう。
しかしポロック絵画人生を一通り描いているから、ちょっとダラダラ長い。
時代や的を絞っていた方が映画として観やすいかも。。
父親に「顔がポロックに似てる」とポロックの伝記をプレゼントされたのがきっかけらしい、本当似てる。頭そっくり。
そして割と綺麗に描かれた最後のポロック、実際は狂って笑いながら猛スピードを出していたと生き残った同乗者は証言してるようです。