阿呆

百万円と苦虫女の阿呆のネタバレレビュー・内容・結末

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

あ~~エっモ~~~~
この映画見終わったあと3年ぐらい時が経った感覚になってます、今

成人こえてそこそこ経った前科もちの女が、東京に家族を残して街を転々とする話

"自分で立つ"
大半の大人に欠けてるんじゃないかなぁと思う大事なこと。
これができなきゃ人に本当に優しくなんてできないし、恋人に重いって言われるだろうし、子供を作って育てんなと思う。
めっちゃ大事なテーマを、こんなクソえもで表現すんのお洒落だなぁと思った....
伝わる人には伝わるし、伝わらない人には通りすぎちゃう映画なのかなぁって思うなぁ。

弟のラストに賛否あるかと思うんだけど、SOSを出してるのと、家族が気づいて心配してる。、そんな中で彼が姉を尊敬して「こいつらと戦うんだ。」って下した道だと思うといいなぁと思う。ラストの表情もよかったよなぁ。

「逃げる」とは。字に起こすの難しいけど、どういうことかもこの映画が知らせてくれる。教える、というわけでなく、感じさせるって感じ。
自分がなにかを感じる前に物事から逃げること。なにかを感じても、自分の意思を貫かない、伝えないこと。
ラスト、ナカジマくんと会っちゃったら、主人公はどうなったんだろうって考えるの楽しい。でも会わない運命にしたこの映画好きです。
子供(姉弟)同士で支えあってるっていうのがまたこの映画の好きなところだった。観る年齢毎に感じ方変わりそう。
阿呆

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