1つの事件が浮き彫りにする女たちの本性。
ヒッチコックとアガサクリスティーのミステリーを足して2で割ったような物語をオゾン流の独特の味付けをして仕上げたって感じがする。
フランスの戯曲を豪華女優8名起用で映画化したもの。
わかってたけど、いきなりの歌とダンス。それはいいとしてこのドン臭さはあえて狙ってるんだろうね。そこもコメディたる所以だろうと折り込み済みで観たけど、これはダメな人はダメだろうな。
雪の降りしきるある日、豪邸に集まった8人の女たち。しかし、そこの主がナイフで刺されて死んでいた。
密室サスペンスの様相、そこかこの8人の人間模様が浮き彫りに。さらっと明るく描いてるけどけっこうなドロドロ話。
この女性達の本性むき出しのこの会話、別荘の主人が聞いたらどう思うだろうね。って思ってたら!そうでしたか。
わたしコレけっこう好き。
リュディヴィーヌ・サニエがあんな姿で最初は気づかなかった。