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さくら隊散るのmhのレビュー・感想・評価

さくら隊散る(1988年製作の映画)
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戦争映画のつもりで再生ボタン押したら原爆被害に遭った移動劇団ついてのドキュメンタリーだった。
原爆投下直後の混乱した状況がよく伝わってくる。再現フィルムが稚拙なぶん、リアルに見えて生々しい。原爆については一時期語られすぎたこともあって、その拒否反応がずっと続いているような感もある。そんなせいもあってか妙に新鮮に目に映る。
築地小劇場、新劇の立役者丸山定夫の追悼フィルムでもあった。
原爆症について学ぶにはうってつけの一本。

余談
TSUTAYA歌舞伎町店で借りてきたレンタルDVDは画質がかなり悪かった。かなり早い時期にDVD化した感じ。
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