さくら隊散るの作品情報・感想・評価

「さくら隊散る」に投稿された感想・評価

新藤兼人平和映画祭で鑑賞。

スコアはこころの高ぶりで決めているので低くなってしまうけれど、この映画の価値はとても高い。

同時上映でみた『母と暮せば』でも原爆が奪ったものについて描かれているけれど、この映画は比べ物にならない生々しい。

原爆症で亡くなった人を知る人の言葉と本人の映像と白黒の再現ドラマの説得力が生々しくしている。

この映画を見ることによって、知らなかったたくさんのことを知ることができた。
特に広島から東京まで帰った人がいたということは知らなかった。

原爆症について東大病院の人が楽しそうに語る姿に驚いた。
Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

3.5
池袋新文芸座で鑑賞。NHK スペシャルみたいだった。知らなかった知識を得られたので◎。
戦争、いやだな。。。
新藤兼人監督。
戦時中に移動劇団「桜隊」の広島で被爆した9人の役者とスタッフについて、映画製作当時に存命されてた戦前からの役者達の証言を元に再現ドラマを織り混ぜて語るドキュメンタリー。

証言する人も、多彩で役者から医師まで。

さすがに新藤監督で、証言される役者も演技ではなく、ごく普通に話されてるのがドキュメンタリー的で、その分再現ドラマの凄惨さを引き立ててます。

時間の経過も緊張感を増していて、原爆後の被爆された役者の身体がだんだん弱っていく様が痛々しい程に心に突き刺さりました。

ちなみに、再現ドラマの中に八神康子と言う女優を見つけました。知ってる方は(笑)ですが、女優として良かったと思います。
「園井恵子は原爆で亡くなった」という知識だけは持っていたけど、爆心地で一瞬のうちに犠牲になったものと勝手に思っていた。

こんなに苦しんでいたなんて。
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