kanegon69

ハート・オブ・ウーマンのkanegon69のレビュー・感想・評価

ハート・オブ・ウーマン(2000年製作の映画)
3.8
ある日、男はクリエイティブ・ディレクター就任間際に、突如として経営陣より、そのポストには外部から腕利きの女性を雇うと宣告される。世の中はいま、女性にいかにアピールするかが企業の重要な営業戦略になっている。女性が思っている事が分からん君には無理だと、、そして鳴り物入りで新しい女性のクリエイティブ・ディレクターが就任する。主人公の男性は激キレしながら、宿題として出された脱毛剤やマニキュア、ペディキュア、パンストなどをヤケクソで試してるうちに、すっ転び、ドライヤーがバスタブに浸かってショート!激しいショックに見舞われる。朝気がつくと、女性の心の声が聞こえるようになっていた、、、最初は戸惑うが、そのうち、これを利用して女性のクリエイティブ・ディレクターを追い出しにかかる、、、

とても軽快なコメディで、後半まで気軽に見てました。うわっ、メルギブソン何気にムキムキじゃん、とか、うわっ、こんな声聞こえたら逆にたまらん!って、、笑

でも最後に主人公の彼は、気づくんです。自分がどういう人間だったか、この自分のポジションを奪った女性は本当はどんな心根か、、ほっこりエンディングじゃないの、ちょっとちょっと、、^ ^

人間の心の中の声なんて聞こえなくても、相手を思いやれるようになりたいし、相手が何を考えているかわからないからこそ、一生懸命に人間関係を築こうと人はする。だから聞こえずとも察する事が出来る人間になりたいものですね!

でもね、私は男性だから、やっぱり女性って何を考えているか難しいって思うし、逆もしかり。だからこんなフィクションは映画の中でなら、なかなか痛快ですよね! 笑
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