tocchi333

ハート・オブ・ウーマンのtocchi333のネタバレレビュー・内容・結末

ハート・オブ・ウーマン(2000年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原題 What Women Want
邦題 ハート・オブ・ウーマン
邦題については色々思ったりする…

女ったらしの男が至高という主義の主人公が、電気ショックを受けて女性の考えている事が聴こえるようになるというファンタジーから始まる、コメディーロマンス。私の中のメルギブソンとイメージが…的な事があったりもする。

非常にテンポよく進みます。
軽やかなタッチと音楽でお洒落に展開される内容で、時間を忘れます。
監督は女性で、ナンシー・マイヤーズ。
洒落たロマンスやコメディーの表現がとても印象深い。

マスカラ付けてお目目ぱっちり・パンスト履いてるメルギブソンが楽しすぎた。
通りすがりの人で、私はラブリーガルのブルック・エリオットが出てたのはびっくり。
古い映画を今見ると色々な発見があって楽しかったりする。

ヘレンハントがとても愛おしい。
バリバリの仕事人だけど、恋愛は苦手というキャラがとても合っている。
彼女の仕草をみていれば、言葉をかけるのが野暮とも思える。

わからないようでわかる、わかっているようでわからない。
何かもどかしいけど、恋愛のスパイスみたいな。
心の声が聞こえたら、もどかしさやスパイスが消えてしまう?
それは良い事悪い事?

色めくジャズに合わせて、描かれていくロマンス。
心も身体も踊り、甘い気持ちにさせてくれる。
シナトラの歌を聞きながら、Shall we ダンス?
とってもロマンチックですね。
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