『二百三高地』に続き、舛田利雄と笠原和夫がタッグを組んで“太平洋戦争”を兵士の視点重視で描いた作品。
観る人によって評価がバックリ割れるだろうが、僕は好き。
なんと言ってもこの映画のMVPは篠田三郎と夏目雅子。学生期のほのぼの(?)した感じから戦争に巻き込まれ、瓜二つの女性を殺してしまった罪悪感で迎える戦後の姿は圧巻。本当に目に光がなくなっていく。
現地の拘置所で再開するシーンは涙なしには見れない。
この映画、全体的にお金かけただけあって、画に力入ってるし、役者陣も錚々たる顔ぶれでどっぷり良い演技に浸かれる
ラスト、あおい輝彦帰ってこれてよかったね。
女性キャラが強いのも良い気がする。