田中太郎

アリス・イン・ワンダーランドの田中太郎のレビュー・感想・評価

3.2
[pickup再レビュー]

当時すごい人気でめちゃくちゃ騒がれていた記憶。
レンタル待ちしてワクワクしてみたけどイマイチだったのを覚えています。

19歳になったアリスは再びワンダーランドへ。
この設定はいいと思います。我々が知ってるアニメのアリスとは少し捻くれた実写。

そんな内容の映画をティムバートンが手がける…今のところ悪いところは思いつきません。

美術も素晴らしかったです。彼が好む独特な世界観。押し付けられても嫌じゃ無い、むしろ好き。
ワンダーランドって実写したらきっとこんな感じなんだろうなぁ…がそのまま再現された感じ。

そう、音無しで見たらきっと面白そうなんでしょう。音無しで見たら…

肝心のストーリーが中盤以降平坦に感じました。
キャラクターはこんなに豪華な俳優を使っているのに誰一人好きになれません。

後半に関しては前半で作り上げた素晴らしい世界観をぶち壊すような展開に。なんかティムバートンっぽくもないし映画の雰囲気にもあってない。なんだろうね

ジョニーデップも"いつもの"ジョニーデップでした。
ギルバートグレイプの時のような役をもう一度やってほしいものです。

ただアンハサウェイの白の女王がめちゃくちゃ可愛かった。これだけは間違いないです。もうなんかアリスとかどうでも良くなるくらい可愛かったです。以上。アリスインワンダーランドでした。
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[この映画のBest俳優]
アンハサウェイ
[脚本面]☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆
[オススメ度]☆☆
田中太郎

田中太郎