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草の上の昼食のRaRaRaのレビュー・感想・評価

草の上の昼食(1959年製作の映画)
4.4
不朽の名作。細やかなディテールこそが豊かな映画につながる。

登場人物はみな考えるより先に行動する。理性より欲望を重んじる。科学技術より自然を信じる。
ルノワールの哲学がよくわかった。そしてそれは映画の哲学でもある。

愛が直接反抗になるのはブニュエル的でもあるし、ロメールっぽい色気もある。この映画を見ずにフランス映画が好きとは言えない。
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