Jin

リトル・ランボーズのJinのレビュー・感想・評価

リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)
3.6
“ランボーの息子よ”
“なに?”
“今日は人生最高の日だ”


映画「ランボー」に憧れて「Son of Rambow」という映画を製作する2人の少年の友情物語。

少年時代の美しい時間をそのまま観せられる感じ。
悪ガキと超純粋少年の組み合わせが作り出すワクワク感。
現実と絵や映画映像が交じりあったり、少年ならではの想像の世界が溢れ出す。

アメリや天才スピヴェットに近い、不思議な世界が感じられる。
フランス人少年やその子分、教師たちのキャラもわかりやすくて面白い。
イギリスが舞台だけど、そういう意味ではフランス映画っぽい。
筋ではなく世界設定を楽しむ感じ。そしてところどころに挟まる本筋とは関係ないコメディを楽しむ感じ。


かっこつけた子供達のちょっと痛い感じがリアル。

大きなテーマとしては、家族の大切さと友情、それを持たない子供の寂しさ。
わかりやすい映画だけど、善悪をハッキリ描きすぎなところもある気がする。信仰宗教の扱いが「じゃあ最初から入らなければいいのに」と思ってしまう。
ただ、最後の感動するまとめ方は感心した。


短いながら心温まる少年映画でした。
ウィルポールターが上手い。