たいが

リトル・ランボーズのたいがのレビュー・感想・評価

リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)
4.0
このパッケージからして好みの映画だろうなと思って観たけど、その感覚に間違いはなかった!

親の宗教のせいですべての娯楽を禁止されてずーっと1人で絵を描いていたウィルがたまたま観たランボーに影響されまくってどんどん新しい世界に踏み出していくのがとてもいい

やっぱ憧れの存在が自分の中にあるってすごい大事なことなんだなと思った

子供にとって大事なのは悪影響のあるものに触れさせないことじゃなくて色んなものに触れさせて経験させて自分で判断させること

カーターもすごくいいキャラだった

この前デトロイトを見たんだけどそこに出てたレイシストの警官と俳優が同じで、こいつが成長したらあのクソになるのかと思ったらなかなか好きにはなれなかった笑

でもカーターの問題行動の裏には環境があってたまに吐き出される彼の本心を聞いてるうちにカーターが好きになっていた

あのお兄ちゃんも最高で、めちゃくちゃ不器用ながらカーターの映画をちゃんと認めて、それを通してメッセージを送るところがかなりジーンときた

最後の映画館のシーンもめっちゃ良かった
色々あったけどやっぱりあの映画はウィルとカーター2人のもので、コンクールで優勝することが目的じゃなくてあの映画を通して2人と2人の周りの環境が変わったことが嬉しい

最高のジュブナイル映画だよこれ
たいが

たいが